SharePoint Server 2007は、最初から多数のサイトテンプレートが用意されています。
これらのテンプレートを上手に活用できれば、サイト構築の手間をかなり軽減できそうです。
と、いうことで、どのような標準サイトテンプレートがあるのか調べてみました。
<グループ作業のテンプレート>
チームサイト
情報を簡単に管理、作成、共有するチーム用サイトです。ドキュメント ライブラリや、お知らせ、予定表、タスク、ディスカッションを管理するリストが用意されています。
空のサイト
必要に応じてカスタマイズできる空のサイトです。
ドキュメントワークスペース
ドキュメント上で共同作業を行うためのサイトです。主要なドキュメントとそれに関連するファイルの保管にはドキュメント ライブラリが、必要な作業アイテムの割り当てにはタスク リストが、そして、ドキュメントに関連するリソースにはリンク リストが用意されています。
Wiki サイト
コミュニティでアイデアの交換と共有ができるサイトです。簡単にページを編集して情報を記録し、キーワードで相互にリンク付けできる Web ページが用意されています。
ブログ
アイデア、見解、専門知識などを投稿し、閲覧者がコメントを入力できる個人またはチーム用のサイトです。
<会議>
一般的な会議ワークスペース
会議を計画および開催し、会議の結果を記録するサイトです。議題、出席者、およびドキュメントを管理するためのリストが用意されています。
空の会議ワークスペース
必要に応じてカスタマイズできる空の会議サイトです。
意思決定の会議ワークスペース
進捗管理または意思決定を行う会議用のサイトです。タスクの作成、ドキュメントの保管、および決定事項の記録に使用するリストが用意されています。
イベントの会議ワークスペース
行事のためのプランニング用サイトです。出席者の管理、説明の記載、イベントの写真の保管に使用するリストが用意されています。
複数ページの会議ワークスペース
会議を計画および開催し、会議の結果を記録するサイトです。議題と出席者を管理するためのリスト、および必要に応じてカスタマイズできる 2 つの空白ページが用意されています。
<エンタープライズ>
ドキュメント センター
企業のドキュメントを一元管理するためのサイトです。
レコード センター
このテンプレートを使用して、レコード管理用のサイトを作成します。レコードの管理者は、受信ファイルを特定の場所に保存されるようにルーティング テーブルを構成できます。このサイトでは、レコードがリポジトリに追加されると変更できなくなります。
個人用設定サイト
個人用のビュー、データ、およびこのサイト コレクションから個人用サイト内へのナビゲーションを提供するサイトです。サイトには、個人用の設定に固有の Web パーツや、個人用サイト向けに最適化されたナビゲーションが用意されています。
サイト ディレクトリ
組織の重要なサイトを一覧にし、分類するサイトです。このサイトには、カテゴリ別サイト、トップ サイト、サイト マップが表示されるさまざまなビューが組み込まれています。
レポート センター
測定基準、目標、ビジネス インテリジェンス情報などを伝える Web ページ、ダッシュボード、および主要業績評価指標を作成、管理、および提供するためのサイトです。
タブ付き検索センター
検索機能を提供するサイトです。ウェルカム ページには、検索ボックスと 2 つのタブが表示されます。タブは、一般的な検索用と人の情報の検索用です。他の検索範囲や検索結果の種類を表示するようにタブを追加したりカスタマイズすることもできます。
検索センター
検索機能を提供するサイトです。このサイトには、検索結果と高度な検索のページが備わっています。
<発行>
発行サイト
Web サイトを展開したり、Web ページを迅速に発行するための空のサイトです。投稿者はページの下書きバージョンで作業を行って、このバージョンを発行し、閲覧者に表示されるようにすることができます。このサイトには、Web 発行リソースの保存用に、ドキュメント ライブラリと画像ライブラリが用意されています。
ワークフロー付き発行サイト
承認ワークフローを使用し、スケジュールに従って Web ページを発行するためのサイトです。サイトには、Web 発行リソースの保存用に、ドキュメント ライブラリと画像ライブラリが用意されています。既定では、このサイトの下位に作成できるのは、このテンプレートを使用したサイトのみです。
ニュース サイト
ニュース記事とニュース記事へのリンクを発行するサイトです。サイトには、サンプルのニュース ページと、古いニュース アイテムを保存するアーカイブが組み込まれています。